NO.6

おもちゃとは    子供の魂の拠り所  引き離す事の出来ない関係        人が産まれてきて  最初にする仕事は  おもちゃとの友情を築く事
NO.7

ヒトハ

ビョウキニナッタリシタラ

オイシャサンニ

ナオシテモラウンダッテ




ナノニサ




ドウシテボクラハ

ステラレチャウノカナ…





NO.8



いつからだろう?


鍵をかけるようになったのは…


小さな頃に
買ってもらった
鍵の付いたおもちゃ箱


何だか少し哀しくて
鍵はいつも開けていた


冷たい鉄の鍵だから
小さなリボンを付けていた



いつからだろう?


鍵をかけるようになったのは…



いつからだろう?


鍵をかけてしまったのは…



無くしてしまった
おもちゃ箱の鍵


今もどこかで探している



無くしてしまった
おもちゃ箱の鍵


黄色いリボンの付いた鍵



夢の詰まった
おもちゃ箱
 
 
 
NO.9

私達は日々
細胞分裂を行う
玩具である

無心という心を持ち
無我という我を持つ
朝はおはようと言い
悲歌を懐かしむ

いつしか
ただならぬ不可思議な感情に気付き
それを『愛』と
名付けたならば
目に映る
『愛』という文字に
耳に響く
『愛』という言葉に
全世界は覆われる

私達は
誰かにより
誰かのために生まれ
私達も
誰かのために
誰かを生み出す

ありとあらゆる
『愛』と呼ぶべき
迷路の中で……


NO.10

小さい頃
あたしを守ってくれたあなたが
遺してくれた唯一のモノ
今は薄汚れて忘れられている
それでも捨てられない大切なモノ

昔はいつも抱えて夢見ていた
誰もが皆そんな大切なモノ
持っていませんでしたか?

時が経つごとに忘れていく
そんな何かを取り戻したくて
耳の欠けたうさぎを抱き締めた

あなたが与えてくれたモノ
あたしがもらったモノ
それは温かくて優しいモノ
いつも心にしまっておきたい
忘れることのないように

うさぎちゃんが教えてくれた
大切なあたしのタカラモノ
大切なあなたからのオクリモノ