NO.16
ポトン ポトン 灰を重ねて

ポトン ポトン 捨てたい想いを重ねて


だけど 頭とは裏腹に

「本当は 忘れたくないんだ」

そう言っているかのように

火種はまだ 微かに残っていて

胸の何処かを焦がし続けている …微かに


灰皿を見つめながら

「もう一度だけ 君に想いを伝えよう」


ポトン ポトン 灰を重ねて

ポトン ポトン 捨てられない想いを重ねて


NO.17
燃え尽きても
受け止めて


それも姿
それも存在
それも形
それもカケラ
それも一部


NO.18
真っ黒な
瞳がやけに
大人びて

何時の間に
貴方は
遠退いたんだろう

好きな歌が
悲しく
聞こえて

今更だけど
気付いてしまった



部屋には
いつもと違う
この香り

灰皿には
いつもと違う
煙草


貴方は
もう…
此処にはいない



あの頃の
見慣れた
笑顔も

いつも
吸ってた
煙草も

もう

遥か遠く

遥か向こう



だけどね
まだ
私が
ぷれぜんとした
灰皿だけは
笑ってるよ



まだ
可能性が
あるのなら

以前の
灰皿に
戻らせて

穏やかな
時を
私に
ください



あの香りが
恋しいの…


NO.19
吐き出された
煙のように

君の前から
消えてくことなど
出来ない
けれど

たとえ
真っ黒な
チリまみれでも

いつも
君の一番近く
私は
居たいんだ…  
君が私を
必要としてくれた
一番最初の日から
ずっと
ずっと


NO.20
灰皿といっても、使い道は様々…たばこを捨てる者、ガムを吐き出す人、ゴミを捨てる者…様々な使い道がある物。それを利用して僕達は生きている訳だ…。使わない人だっているだろう、必要のないものだと思う人もいるだろう…。しかし、灰皿がないと、大変な事になるよね?あちらこちらにたばこのゴミがでてさ…。やめればいいって簡単に言う人もいる…俺はやめたんだからお前もやめろとか言う人だっているさ。だけどね、人間には様々な意志があり、皆一緒ではないんだよ?こんな世の中にしたのは誰だよ?だから、灰皿が必要だと思う…。