NO.26

【コバルトブルー】
コバルトブル−に染まった街は私の体温を奪うかのように私を責めて貴方の温もりだけを残していく。
キラキラ輝くオリオンにさえ今は光を見つけられずこのまま貴方の温もりを消してくれることさえない。
コバルトブル−に染まっていく街であなたを見つけられず途方に暮れる私を雪は嘲笑うかのように降ってくる私の体温を奪って貴方の温もりだけを残して


NO.27

【テトリス】
残る
カレンダーは
もう後一枚

クリア
しきれず
積み上がった
問題

なんとか
帳尻合わせて
はめたら

この際
きれいに
消えて欲しい


NO.28

【景色】
冷たい雨が降っている
静かな夜の街

雨に景色は隠されて
闇に浮かぶ
にじんだ光達は
弱々しい

窓に息がかかるくらい
近づいて
外を見ても
息で窓が曇るんだ…

そのうち
12月の寒さに
この雨も雪に変わり
何もかも白く染めてゆくのでしょう?

世界が白く染まった時
私の景色は
にじんでいないかな?

雪が浮かび上がらせる
世界の輪郭を

雪が溶けてしまう前に
私達は見つめることができるかな?


NO.29

【夢模様】
思わず吐くため息は白く
私がココニイルコトを如実に語る
差し出した手は白く色付き
私のココロを優しく包む
街は美しく輝きを放ち

着飾った木々と共に
今宵を祝えと呼び掛ける
たった一人の聖誕祭には
祝福という名の勇気を借りて
今日は
せめて今日くらいは
私は私を望んでもいいですか?


NO.30

【星】
降り続いていた
雪が止んだ夜空に
星達が帰って来たの
だけど・・・
まだ警戒しているのかなぁ?
いつもよりも高い位置に居るの・・・
怖がらないで
私を信じて
大丈夫だから・・・

大丈夫だから・・・