NO.1

【温めあおうよ】
雪がちらついているなかで
‘寒いね。もうそんな季節になったんだね。’
っていう君の言葉に、ふと、君と出会った時の事が思い出されて何か嬉しい。
暑い夏に出会った僕らは今まで寒さってものを知らなかった。
体で感じる外の寒さや、会える時間が減ってしまって淋しいと感じる心の寒さ。
会える時間が少ない分、一緒にいるときの中身を濃くしていこうよこれからは。
そして二人で温めあっていこう心も体も。


NO.2

【ホワイトクリスマス】
君がいつもより
優しく感じて
嬉しくて
初めてふたりで歩いた夜のイルミネーション恋人達の想いを
深くしてくれるんだね          

早足な君の後ろを
必死について歩いたねそっと
差し出してくれた手をいつまでも
握りしめていた
          
雪だねって
笑顔で言った
君の姿が
輝いて見えた
ホワイトクリスマス


NO.3

【冬芽】
「愛してる」の言葉

張り詰めた
冷たい空気が

真白な蒸気に
変えてしまいそうで


貴方への
繊細な想い

少し怯えた
小さな貴方に

少しずつでいい
降り積もるのなら

貴方の大好きな
この雪の様に


僕の全ての愛を
貴方に捧げる

それでもう
傷つくことないのなら

だから
ねぇどうか
貴方の愛を
僕だけにください

今二人に降り積もる この雪が止んでも

僕の想いはずっと
貴方に降り注ぐこと
誓えるから

か細い絆は
冬芽の様に
尊く咲き誇って


雪の舞い散る
空に手を掲げる

貴方が僕に
笑みを零す


NO.4

【窓辺の印象】
真冬の夢は
もみの木へと
彩りを添えて
輝くよ

天に星を
戴きながら
君の願いを
枕元へ


わたしは届けよう
持ち切れないほどの
贈り物を


君の眠る街角へ


NO.5

【うさぎ】

赤いサンタと
白い雪
聖なる夜は
もう間近


いつかの今日に
あたしは
泣いてた。


キミがいなくて
雪に降られて
泣いてた。


真っ白な体と
真っ赤な目の
あたしは
馬鹿なうさぎで


未だに
ぴょんぴょん
空しく跳ねる